鎖錠の楼閣

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    【艦娘といっしょ!】第24話 Libeccioといっしょ!【艦これ二次小説】

    ■タイトル
    艦娘といっしょ!

    ■あらすじ
    ちょっと頭のおかしい提督と艦娘達の日常生活を切り抜いた短編集です。

    ▼この作品はブログ【鎖錠の楼閣】、二次創作小説投稿サイト【ハーメルン】(https://novel.syosetu.org/68881/)、イラスト投稿サイト【pixiv】(http://www.pixiv.net/series.php?id=627932)の三ヶ所で多重投稿されております。

    ▼イラストは断さん作になります。

    ■キーワード
    艦これ コメディ 短編集

    ■第24話

    第24話 Libeccioといっしょ!


    「リベの名前~? 南西の風って意味よ~、知ってた~?」

     執務室の机の上で頬杖を突いて提督を見上げるリベッチオに、提督は「うん、知ってるよ~」と仏のような顔で応じる。
    「知ってるの!? 提督さん、物知りねぇ~」ニコニコ笑顔のまま首を左右に振るリベッチオ。
    「まぁ、これでもう百回以上は聞いてるからね。完全に頭にインプットされてるからね」仏の顔が崩れない提督。
    「そう? でも提督さんは忘れんぼさんだから、いつでも思い出せるように、リベが何度も何度も、言わないといけないと思ったの!」ニパーッと表情を華やがせるリベッチオ。
    「提督の健忘症は重症だからネー」うんうんと頷く金剛。「私も提督が記憶を失った時にすぐに思い出せるように、もっとNameをPushするネー!」すぅーっと酸素を吸い上げ、「英国で産まれた帰国子女の金剛デース! 宜しくお願いしマース!」手を挙げて宣言を始めた。
    「いや寧ろ私が記憶を失った時に思い出せる要素が、“リベッチオとは南西の風の事である”と言う事と“金剛は英国生まれの帰国子女”と言う事だけってだいぶマズいよね」白目を剥く提督。「まるで生きられる気がしない」
    「提督さんならきっと大丈夫だよ~♪ リベが付いてるもん! それに金剛さんも付いてくれてるし! 心配なんてナイナイ~♪」パタパタと執務室を駆け回り始めるリベッチオ。
    「Yes! 提督が私達の事を忘れても、私達が提督から離れるなんて事は無いネー♪」サムズアップを見せる金剛。
    「やべぇ……嬉しくて泣きそうだぜ……」ホロリと涙を零しそうになる提督。「いや、だとしたらその“リベッチオとは南西の風の事である”と言う情報を染み込ませる必要有るか? 何のために私の頭にインプットしてるのその情報」不思議そうに小首を傾げる。
    「だってリベの事をもっともっと知って欲しいんだもん~♪ 提督さんだって、リベに色々教えてくれてるでしょ~?」うふふー、と嬉しげに飛び跳ねるリベッチオ。
    「Fmmm? リベは提督に何を教えて貰ったデスカー?」不思議そうに尋ねる金剛。
    「オフゥロの入り方でしょー、ニホンのハルって奴でしょー、えーと、布を擦る奴でしょー」指折り数えていくリベッチオ。
    「待って!? 明らかに教えたモノのチョイスがおかしいよね!? 意味深に取られちゃう! それ絶対に意味深に取られちゃう奴!!」思わずリベッチオの口を塞ごうと立ち上がる提督。
    「Hey! 提督ぅ~?」その提督の眼前に、仁王立ちする金剛の姿が有った。「提督がロリコンと言う事は分かっているつもりだったケド……But! もう我慢の限界デース! 今ここで、真のLoveをお見舞いするネー!!」46cm三連装砲を構える。「Burninguuuu Looooove!!」

    ◇◆◇◆◇

    「……提督。先ほど金剛さんが“提督に真のLoveをぶつけたから、これでNo Problemネー!”と仰っていましたが、その……提督ってドMなんですか……?」
     全壊した執務室でスクラップになっている提督に声を掛ける明石。その周りをリベッチオが「戦艦ってすごーい! 金剛さん素敵だなぁー!」と楽しげに走り回っている光景が広がっていた。
     その只中で真っ黒になった机に向かって佇んでいた提督は、焼け焦げた顔を仏の表情にしていた。
    「私は……誰? ここは……どこ?」
    「え? 提督、もしかして記憶が……?」
     不安げな表情で声を掛ける明石に対し、提督は難しそうな表情で顎を摘まむ。
    「思い出せない……思い出せるのは、リベッチオが南西の風と言う意味である事と、金剛がイギリス生まれの帰国子女と言う事だけだ……」
     提督の発言にリベッチオと明石は顔を見合わせて、同時に思った。
    ((あ、これマズい奴だ))――と。
    【後書】
     やっちまった!(よそ見
     って感じでリベッチオでした。この子はね~本当に好き過ぎてヤヴァくていつの間にかケッコンカッコカリ間近まで育ってました。縞パンがまずヤヴァくて……って語り始めると長いんで割愛しますね!
     あとこの提督、記憶を失ったまま投げっ放しで終わってますが、次回はいつも通り記憶を取り戻してまた何かやらかすと思います。これってそういう物語だから。提督がスクラップになるのは日常茶飯事だから。
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