鎖錠の楼閣

    一次&二次の小説やネトゲやゲームの記録記事を更新してるブログ

    Home > 艦娘といっしょ! > 【艦娘といっしょ!】第22話 龍驤といっしょ!【艦これ二次小説】

    【艦娘といっしょ!】第22話 龍驤といっしょ!【艦これ二次小説】

    ■タイトル
    艦娘といっしょ!

    ■あらすじ
    ちょっと頭のおかしい提督と艦娘達の日常生活を切り抜いた短編集です。

    ▼この作品はブログ【鎖錠の楼閣】、二次創作小説投稿サイト【ハーメルン】(https://novel.syosetu.org/68881/)、イラスト投稿サイト【pixiv】(http://www.pixiv.net/series.php?id=627932)の三ヶ所で多重投稿されております。

    ▼イラストは断さん作になります。

    ■キーワード
    艦これ コメディ 短編集

    ■第22話

    第22話 龍驤といっしょ!


    「龍驤ちゃんって、何かエセ関西弁っぽいよね」

     執務室で寛いでいた龍驤に向かって放たれた檻夜提督の一言に、彼女はビキリと額に青筋を走らせて怒りの表情を浮かべる。
    「なんやのそれ、ウチに喧嘩売っとるんか? しばき倒したろか?」艦載機の元になる式神を漂わせながら殺気を迸らせる龍驤。
    「そこで! 龍驤ちゃんに本場の関西弁を習得させるべく、今日は友達の提督を呼びつけてあります」グッと親指を立てる檻夜提督。
    「……は?」目を点にする龍驤。「いや意味が分からんねんけど。せやからウチは元から関西弁やろボケ!」
    「と言う訳で、ようこそ、うぉるとさん!」「聞いとるんか君ィ!?」
     檻夜提督の声と共に部屋に入ってきた青年――うぉると提督は、龍驤を見た後、アフロの青年を見やって怪訝な表情を浮かべる。
    「……僕、帰った方が良いか?」
    「そんな事無いっつぇー」ケラケラ笑いながら手を振る檻夜提督。「龍驤ちゃん、この人が私の古い友人で、バリバリ働いてる提督、うぉるとさんだよ」
    「お、おう。どうも、龍驤や」
    「どうも、うぉるとです」
     間。
    「檻夜さん、明らかに気まずい空気流れてるんだけど、どうしてくれんのこれ?」ニコニコと笑いながらも目が笑っていないうぉると。
    「司令官、どないしてくれんのこの空気? 君の知り合いにごっつ気まずい想いさせとんねんけど、どう落とし前つけてくれるん?」式神に攻撃命令を出す寸前の龍驤。
    「あっれー? おかしいなぁ、ここは二人を引き合わせた私に感謝の言葉を浴びせるシーンじゃ――」「なんでやねーん!」バシィーンッと、うぉるとの裏拳が檻夜の胸板を叩く。
    「ゴホッ、ゴホッ」突然胸板を叩かれて噎せ返る檻夜。「み、見たか龍驤ちゃん……これが、本場のツッコミやでぇ……!」
    「これがモノホンのツッコミ……!」パァーッと表情を華やがせる龍驤。「ってなんでやねーん!」バシィーンッ、と檻夜の胸板に式神を叩きつける龍驤。
    「ゴポォッ……」大変なモノを吐き出してる檻夜。「加減……加減してツッコミの……それ深海棲艦を沈める威力有るから……加減して……」生まれ立ての小鹿のような足でふらついてる。
    「せやかて……なぁ?」小首を傾げてうぉるとに振り向く龍驤。
    「しゃあないやんなぁ?」同じように小首を傾げて龍驤に振り向くうぉると。「檻夜さんがボケである以上、僕らはツッコミを入れざるを得んって事や。せやろ?」
    「せやな」コックリ頷く檻夜。
    「「んな訳あるかーい!」」うぉるとの裏拳と龍驤の式神が檻夜の鼻っ柱をへし折る。
    「コポォ……ッ」大変な状態の顔になってたたらを踏む檻夜。「容赦……無いね……君達……ッ!」目が既に死んでいる。
    「いやぁー、檻夜さんはツッコミ甲斐が有るからなぁ。ねぇ? 龍驤さん」朗らかな笑顔で尋ねるうぉると。
    「うぉると司令官の言葉で目ぇ覚めたわ。ウチもこれからこれぐらいのツッコミを入れてやればええんやね。ありがとぅ!」ニッコリ笑顔でうぉるとの手を握る龍驤。
    「せやな、檻夜さんにはこれぐらい……いや、もう少しキツいぐらいのツッコミで充分や。頼んだで、龍驤さん!」ポン、と龍驤の頭を撫でるうぉると。
    「任しとき! さぁ司令官! 何かボケてみ! さぁさぁ!」式神の準備が万端の龍驤。
    「……い、いや、もう既に満身創痍なんだけど私。これ以上ツッコミ入れられたら壊れちゃうよぉ……」ふらふらと二人から逃げるように後じさりする檻夜。
    「「そこはぁ――」」うぉるとが拳に力を溜め、龍驤が式神に全力を注ぐ。「「ボケてみせんかーいッ!!」」うぉるとの全力の裏拳と、龍驤の全力の艦載機が檻夜を捉えた!

    ◇◆◇◆◇

    「……提督、今日は友達の提督が来るって聞いてましたけど、戦争でも始めるんですか?」
     全壊した執務室を訪れた明石の開口一番の危惧に、全壊した檻夜は仏のような笑顔で首を横に振るのだった。
    【後書】
     檻夜提督は決してMではありません(ずいずい)。
     と言う訳で龍驤ちゃんと、友達提督であるうぉるとさんのお話でした。関西弁って素敵だと思いませんか? 否、思う!(反語
     一応こちらの物語も許可を得て掲載しております、が! 最近交流も無いですし、問題が有ったら即削除する予定なので、悪しからずご了承くださいませー。
     次回で友達提督の回は一旦終わります。またそのうち綴るかも知れないし綴らないかも知れない! そんな感じデース!
    関連記事

    Comments

    post
    Comment form

    Trackback

    Trackback URL