鎖錠の楼閣

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    【神戯】017:忌徒に到る〈其ノ漆〉【オリジナル小説】

    ■タイトル
    神戯

    ■あらすじ
    「最後の遊戯を始めよう」――世界を滅却した絶対神、〈禍神〉である四人の少年少女が始めたのは、最後の一人になるまで殺し合う遊戯――【神戯】。《神災》に因って世界人口が百分の一にまで衰退した百年後の世界を舞台に紡がれる悪夢の遊戯録。その全容が今、紐解かれる――

    ▼この作品は【鎖錠の楼閣】、【小説家になろう】(http://ncode.syosetu.com/n0899k/)、【ハーメルン】(https://novel.syosetu.org/94282/)、【風雅の戯賊領】(http://huuganogizoku.web.fc2.com/)、【カクヨム】(https://kakuyomu.jp/works/1177354054881697929)の五ヶ所で多重投稿されております。

    ■キーワード
    R15 残酷な描写あり オリジナル戦記 異能力バトル 冒険 群像劇 狂気 殺し合い/デスゲーム 架空戦記 戦争 外道 超能力 異世界 ダーク 遊戯 バトル エンターテイメント

    ■第17話

    017:忌徒に到る〈其ノ漆〉


     あれから五年もの歳月が流れて、遂に実験も最終過程へと行き着き、〈忌徒〉と呼ばれる階級へと昇華する段にまで、黒宇は上り詰めた。
     総合演習室にあるベンチに室長――律と共に腰掛け、昔へと想いを馳せていると、部屋に在る扉の一つが開き、奥から革製の服に身を包んだ、サングラスの少年が姿を現した。
    「律。準備が整った」
     重く、圧し掛かるような声でサングラスの少年――覇一が告げる。彼も、五年前から何一つとして変わらない。その事実が、五年前の情景は昨日の出来事だったのではないかと錯覚させる。
     ベンチから立ち上がり、何の装飾も無い総合演習室を見渡して、律は黒宇へと声を掛ける。
    「今の内にルールでも説明しときやしょうか。最終過程のクリア条件、それは――ターゲットの殲滅。要するに、皆殺しにして下せぇや」
     黒宇は耳朶を打つ律の言葉が一瞬、知らない国の言葉のように聞こえたが、すぐにその意味を呑み込むと、「やっぱりか」と重たい嘆息を零した。鈍重な動きで立ち上がると、どこか穏やかな眼差しで着物姿の少年を捉える。
    「いつかそう言われるんじゃねえかと思ってた。……そういう組織なんだと、分かってたのかも知れねえな」
    「くっくっ、そうっすか。理解が早くて助かりやすね。……でも、理解と行動が結びつかない人間は大勢いやす。――標的は四人。全員を殺す事が出来たら、黒宇を〈忌徒〉として迎え入れやす。――が、一人でも殺し損ねた場合は、……残念っすが、黒宇はここで死にやす」
    「ちッ……殺す以外に道はねえってんだな。けどよ、一つ聞かせてくれ。俺が人を殺す事と、〈忌徒〉になる事と、どう関係してくるんだ? 俺は強くなるために実験を受け続けた。けどそれは、人を殺すためにしてきた訳じゃねえと、今でも思ってる。答えてくれ、律」
     真摯な眼差しで、激情に触れる事も無く、淡々と尋ねる黒宇。相手がこの組織の長たる室長――律だとしても、過去に邂逅を果たした時からその付き合いは変わらない。気さくに言葉を交わし、時に喧嘩し、だが離れる事の無かった仲。だからこそ黒宇は今、彼に問いたい。この過程に如何程の意味が在るのかと。
     穏やかな時間が流れる。その場に佇む三人はそれぞれ沈黙を守っていたが、律がやがて、徐に口を開いた。
    「勿論、人を殺す、そのためだけに異能を強化してきた訳じゃありやせん。その力は、強大な敵を討つために有るんすから。今ここで人を殺すのは、肝心な時に躊躇してしまう精神を殺すためっす。本番で動けなかったら、何の意味もありやせんからね」
    「肝心な時ってどんな時だっつーんだよ。そもそも、強大な敵ってのも意味不明だ。【燕帝國】でも襲ってくるのか? いい加減、明かしてくれてもいいんじゃねえのか? 律。俺達は何のために実験を強いられ、挙句に人を殺すんだ? 何を為すために、俺達はここにいるんだ?」
     全ては、伏せられ続けた秘匿の物語。人類の研究のため、その大義を為すためだけに、皆はここで実験を受け続けている。併し人類の研究のために殺人を犯すなど、道理に適う筈も無い。ならば、その本質とは何だ?
     黒宇の詰問調にも動じず、律は涼しげな顔のまま、覇一に一度視線を向け、彼が何も反応しないのを見て取ってから、再び黒宇へと視線を投じる。
     口調に、澱みは無かった。
    「〈禍神〉――という存在を聞いた事は有りやすか?」
    「……世界を滅ぼした四人の絶対神だろ? それが、どうした」
    「〈禍神〉を葬るための組織が、〈異人研究室〉なんすよ」
     ――幾許かの間が在った。
     律と出逢った日に遭遇した、強盗事件よりも、遥かに現実味の希釈した話だと、黒宇は感じずにいられなかった。現実として許容する事が難しいにも程が有る。
     言葉を返そうとして口を開くも、何も出てこず、口を無音で動かす黒宇。数瞬の間を置いてから、戸惑いがちに言葉を返す。
    「…………本気で言ってんのか? それ」
    「〈禍神〉は実在しやすよ。現に、黒宇の眼前にも一人」
    「…………はぁ? 俺の前、って……まさか――――」
     視線が、不意に覇一へ向かうが、彼は小さく首を振って“否”と応じた。
    「俺じゃない。――こいつが、〈禍神〉だ」
     覇一の顎の先には、律以外の人間の姿は無い。
     黒宇は苛立ちを感じて、険のこもった溜め息を漏らした。馬鹿げてる。そうとしか思えなかった。
    「巫山戯るのも大概にしろ、手前ら。幾らなんでもそんな嘘、俺が信じるとでも――」
    「〈禍神〉は《神災》より百年間、不老不死が約束されやす。それを証明したら、黒宇、お前は信じる事が出来やすか?」
    「不老不死だぁ? そんな事有る訳が……」
    「証明しやしょうか。――覇一」
    「今、持ってくる」
     言って、覇一は部屋から出て行くと、すぐに戻って来た。手には、抜き身の大刀が握られている。白刃が電灯を照り返し、輝いているように映る。
    「持て」と黒宇に大刀の柄を握らせる。
    「その刀で、俺を刺し貫きやせぇ。それで証明になりやしょう?」
    「はぁ!? 巫山戯んな、そんな事したらお前は――」
    「黒宇がやらなけりゃ証明になりやせんでしょう? 俺の心臓を狙うんすよ? ここっすよ、ここ」
     律は着物を肌蹴させ、胸を露出させる。健康な色をした肌が剥き出しになった、胸元。そこには傷の一つも無く、綺麗な皮膚が覗える。心臓に当たる部分に、律は手を置いて示す。ここを、寸分違わず刺し貫け、――と。
     急に大刀が重みを増したような感覚が、黒宇の全身に纏わりつく。緊張か、怯えか、それとも両方か。理由の分からない心情が腹の底に沈殿し、動きを刹那的に鈍らせる。
     息遣いが荒くなった事に、遅れて気づいた。
    「出来る、訳、ねえだろ……ッ!」
    「やるんすよ、黒宇。さもなきゃ、証明になりやせん。……怖気づきやしたか?」
     にぃ、――と。魔的な笑みを口唇に刷く律。不気味であり、妖艶でもあり、――怖気が走る笑みを、澱み無く浮かべる彼は、――酷く、歪んでいる。
     喉を大きな唾が流れ落ちる。冷たい汗が背筋に浮かび上がる。
     黒宇は、動けなかった。大刀を両手で握り締めたまま、動きが完全に凍結してしまっていた。
     出来る訳が無い。意識が思考を麻痺させていた。
    「――仕方ありやせんねぇ」
     律が、黒宇へと歩み寄る。
     自然な所作で距離を詰めた律に、一瞬黒宇は気づかなかった。
     眼前へと迫った律が、黒宇の両手と共に大刀を握り締めて、やっと意識が外に向けられた。
     律の手に覆われた両手が彼の意志で動かされ、大刀が酷く弾力のある物を破った感触が、大刀を通じて、手首から全身へと電流のように駆け巡った。
    “ぞぶり”。生温かい肉の裂ける音と共に、律の心臓を白刃が穿つ映像が、ようやく脳で認識された。
    「ごぶッ」と、大量の紅を口から吐き出す律。バタバタと清潔だった床を赤く汚し、青かった着物も、胸から溢れ出る鮮血で見る間にどす黒く変色していく。
     黒宇は意識とは別に、本能で大刀から手を離した。転ぶように、その場に尻餅を着く。眼前の映像は、完全に網膜に焼きついて、消える事は無かった。焦点が合っていないのに、眼前の映像が脳内にこびりついて離れない。
     ――殺した。
     寒くも無いのに、寧ろ少し蒸し暑いと感じる気温なのに、体の震えが止まらない。
     見上げる高さに、真っ赤に染め上げた胸を懐く少年が、喀血を繰り返しながらも、跪く事無く立ち続ける姿が映り込む。背中に見えるのは、白刃が貫いた証を示す、鮮血を帯びた長き刀身。
    (俺が、殺した……?)
     ――違う、と意識が声高に叫び声を張り上げる。アレは、奴が勝手にした事だ、俺は何もしていない!! ――事実に怯えた思考が、絶叫を脳内に響かせる。
    「ごぼッ、ぐ、ぅ……くくっ、くくくくっ、くっくっくっ……」呻き声が、やがて陰鬱な笑声へと移ろった事に気づかず、黒宇は血に塗れた少年を焦点の合わない瞳で見据え続ける。彼は、――嗤っていた。禍々しい、臓腑を凍りつかせるような、極悪の笑顔で。「見なせぇ、俺は死にやせんよ、それを、“理解しろ”」
     大刀を自らの力で引き抜くと、血に塗れたそれを床に放り投げ、暫し荒く熱い呼気で痛みに堪えるように踏ん張っていたが、――やがて、その異常を黒宇は視認した。
    「傷が……」
     律を穿った白刃の痕。その傷が見る間に塞がっていく。そして数秒も経たずに、傷は完全に消失した。残っているのは致死量を遥かに超える血痕、それだけ。
     少し青い顔になった律は、深く息を吐くと、黒宇を見て再び人当たりの良さそうな笑みを滲ませた。
    「〈禍神〉ってぇのを信じるのは無理かも知れやせんが、俺が不死と言うのは、これで分かりやしたか?」
     いつも浮かべる、邪気を一切感じさせない笑顔で尋ねる律。黒宇は、再び現実に置いてけぼりを喰らったような気分に陥り、数秒の沈黙を置いてから、やっとの事で返答できた。
    「お前……お前は、狂(イカ)れてんじゃねえのか……?」
    「心外っすね。頗る心外っす。俺は狂れていやせんよ。この程度で狂れたとか言ってたら、これから対峙する奴らなんざ形容できやせんぜ。……だからこそ、お前みたいな〈忌徒〉が必要なんすよ、――黒宇」
     真剣みを帯びた律の言葉。嘘や偽りの無い、真情を告げているからこその、重圧がそこに有った。
     黒宇は押し黙り、ようやく平静を取り戻すと、抜かした腰を直して、ゆっくり立ち上がる。
    「……最終過程をする前に、一つ聞かせてくれ」
    「さっきもそんな事を聞いた気がしやすが?」
    「〈禍神〉であるお前が、どうして他の〈禍神〉を殺そうとするんだ? 仲間じゃ……無いのか?」
     短い静寂が流れた。
     気まずい空気が漂い始めたが、黒宇は後悔していなかった。これだけは、聞かずにいられなかったのだ。そして、その理由が真っ当でなければ、その時は……
    「……〈禍神〉の一人が、何の前触れも無く、全員に宣告しやした」
     穏やかな声調で紡がれる、律の物語。重みも無く、厚みも無く、ただ淡々と、彼は昔話を紡ぐ。表情に波が立つ事も、有り得なかった。
    「『殺し合いをしよう。生き残った神には、世界の権利を譲る』――と。俺自身は、〈禍神〉同士の殺し合いにも世界の権利にも興味は有りやせんよ。……失せた、と言い直しても良いっすね。俺は単に、そのゲームの親である〈禍神〉を殺したいだけ。世界の命運すら掌握する奴を殺しさえすれば、この世界は〈禍神〉の束縛より解き放たれる。……信じて貰わなくて良いっすが、俺はただ、奴の手に世界が在ると言う状況そのものが許せないだけっすよ」
     まるで、「あの子があんな良い玩具を持ってるなんて許せない」――そんな次元の話でも持ちかけるように、律は容易く言ってのけた。気概など、有る筈が無い。故にこそ、黒宇は彼の語る全てが真実なのだと確信した。
    「……世界とか、〈禍神〉とか、スケールがでか過ぎて訳分かんねえけど、……お前は単に、一人の〈禍神〉を殺したいだけなんだな?」
    「簡単に言や、そうっすね」
    「――俺は降りる。そんな事にゃ付き合えない。たったそんな事で、俺は殺人者に成り下がる気はねえッ!」
     苦虫を噛み潰すように、血を吐くように、怒鳴り散らす黒宇。怒りで頭が沸騰しかけ、舌が縺れそうになるのを何とか堪え、毒を吐き続ける。
    「手前にゃあ感謝してんだ、律。今まで俺の世話をしてくれた事、ここまで強くしてくれた事、全てだ! ……でもな、そんな与太を話して、剰え俺に殺人を犯せなどと吐かしやがる手前にゃ従えねえ! ……これ以上、俺の中の“律”を壊さないでくれよ……ッ!!」
     苦しげに、痛みさえ感じる程の苦渋の表情で、黒宇は本音を吐き散らす。
     それを眺めていた律は、――涼しげな表情だった。
     何一つ動じる要素が無いとでも言いたげな、想定内を具現化したような表情で、淡々とした挙措で応じる。
    「そっすか。じゃあ、これで俺と黒宇の共存は終わりっすね。最終過程を受けないのなら、組織から出て行って貰いやしょうか」
    「…………何? 殺さ、ない、のか……?」
    「それは、知っても詮無き事っすよ、黒宇。俺とお前は、ここで道を違えるだけ。それ以外に、囀るべき内容が有りやすか?」
     邪悪を極めたような笑顔で黒宇を見つめる律。底冷えするような眼差しをマトモに受けて、黒宇は総身が凍えるような想いをした。
    「……じ、上等じゃねえか、それで――」
    「――因みに、亜鳩は〈忌徒〉として働いていやす。もう、逢う事は有りやせんが、何か言伝は有りやすか? それ位なら、聞いてやっても良いっすよ」
    「――な、なに……? 何て言った、お前……!?」
     徐々に困惑が混乱へと変化しつつある黒宇。突然放たれる情報量の多さに、戸惑いを隠せない。
     思考が鈍りつつある黒宇を双眸でジッと見つめながら、律は淡々と告げる。
    「彼女は非常に有能っすからねぇ。駄々を捏ねる餓鬼とはえらい違いっすよ。……まさか、彼女を連れて出ようなんざ考えていやせんよねぇ? 彼女は既に自身の地位を確立していやす。もう、あんたの雛じゃあなくなりやしたよ、――黒宇」
    「え、……あ、……ぁ……、」
    (亜鳩が、……〈忌徒〉……?)
     俄かには信じられない話だった。併しもし今の話が真実なら、彼女はもう……
    (俺が……この組織に入ったから……?)
     あの時――強盗と対峙し、律に就職を勧められた、あの時。
     黒宇は悩む事も無く、二つ返事で頷いてしまった。
     亜鳩は、黒宇の様子を不安げに見つめながらも、「クロちゃんが行くなら」と、やはり二つ返事で頷いた。
    (――あの時、俺が頷かなかったら……!!)
    「さ、早く出て行く準備をしなせぇ。俺も閑じゃないんすよ」
     律が興味を失ったように着物を羽織り直し、入口の方へと歩き始めたのを見咎め、慌てて黒宇は声を張り上げた。
    「ま、待て、待ってくれ!!」
     縋りつくように律の腕を握り締める黒宇。――刹那、律はその手を握り返して、投げ飛ばした。鮮やかな一本背負いだった。
     だんっ、と地面に倒される瞬間、何度も反復した訓練の賜物で、堅実な受身を取って何とか痛みを堪えた黒宇は、律の前へと回り込んで、歯を食い縛って、告げた。
    「最終過程を受けさせてくれッ!!」
    「……どうしたんすか? 殺人者になりたくないんじゃありやせんでしたか?」
    「それは……ッ」ぐ、と奥歯を噛み締めて重い言葉に耐える黒宇。
    「俺には付き合えない、そう言いやしたよね、さっき。それとも、二言でもあるんすか? 女々しく言い訳でもしやすか?」
    「…………ッ!!」ギリ、と奥歯を軋らせて、黒宇は侮辱に耐える。「……言い訳はしない。俺が間違ってた。だからッ、……最終過程を受けさせてくれ……ッ」
     律の言葉を鵜呑みにしてはいけない、そうと分かっていても、彼が伝えてくる内容は、全て黒宇を追い込む物ばかりで、これ以上一人で戦っていくには、あまりにも険し過ぎた。
     平伏し、額を床に擦りつけて懇願する黒宇。もう、それしか手は残されていない。何よりこれは、自分への――亜鳩への贖罪のようなものだ。
    (どうして俺がここで逃げられるってんだ。亜鳩をここに連れてきたのは、俺。だったら、俺だけが逃げる訳にはいかないだろ……ッ!!)
     彼女は、連れて来られただけの無辜の人間だ。望んで殺人など行える筈が無いのに、連れて来られたばかりに、そんな事を……ッ。
     そう思うだけで、胸が張り裂けそうに軋みだす。全ての責任と言う曖昧な言葉が存在するのならば、それは望んで自身が背負うべき罪だ。逃げる事など、万が一にも有り得ない。
    「――仕方有りやせんね。覇一、連れて行け」
     律はそれだけ呟くと、黒宇の脇を通って、総合演習室に幾つも在る扉の一つへと入って行く。
     黒宇は慌てて後を追おうとして、覇一に腕を掴まれ、制止させられてしまう。
     その顔を見据えると、サングラスの奥の瞳が悲哀に満ちていた、――ような気がした。
    「……こっちだ」そう呟き、引き摺るようにして連れて行く。
     最終過程と言う名の拷問が始まる前に、既に黒宇の精神は崩壊寸前だった。……だが、悪夢はこれが始まりに過ぎないのだと、思い知る事になる…………
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